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【ステアー スカウトについて】
ステアー スカウトはオーストリアの老舗銃器メーカーであるステアー社が、1990年代に開発した軽量コンパクトなボルトアクションライフルです。
本銃は現代のハンドガンにおけるコンバットシューティングの基礎を確立した著名な銃器インストラクターであるジェフ・クーパー氏によって提唱された"スカウトライフル"のコンセプトに基づいています。
"スカウトライフル"のコンセプトは、ライフルでの狩猟もこよなく愛したクーパー氏の豊富な経験から導き出されたコンセプトで、軽量かつ小型で素早い射撃が可能、あらゆる状況で誰にでも扱いやすいライフルというものです。
重量7ポンド(約3.2キログラム)以下・全長39インチ(約99センチメートル)以下・低倍率のフォワードマウント式スコープとバックアップのアイアンサイトを装備する等の定義から成り立っており、両目でスコープを覗いて広い周辺視野を確保し獲物を追跡するという彼のビジョンから"スカウト"の名がとられました。
ステアー スカウトはそんなクーパー氏の要請に基づいて誕生したスカウトライフルとして設計された初のスカウトライフルであり、クーパー氏のコンセプトを忠実に再現し本体重量は3kg、全長は98cmと小型軽量ながら、様々な状況に対応できる銃に仕上がりました。
ボルトの機構には新設計のSBS(セーフボルトシステム)を採用しており、アルミニウム製のレシーバーハウジングやポリマー製の部品を多用すること軽量化が図られています。 予備弾倉が収納可能でバイポッドまでも一体化された多機能なストック、ボルトのみを操作出来るモードを備えた3段階セーフティとマガジンカットオフを兼ねた2段階の弾倉保持ポジションにより高い安全性と速射性を両立させています。
適切な重量配分によるバランスの良さ、下面のUITレールと上面のウィーバーレールによる拡張性などユーザーフレンドリーで快適な射撃を追究しており当初は民間向けに販売されていましたが、コソボ紛争でも使用されました。
【本個体の説明】
新加工の基準に基づいて加工されている発射機能完全破壊済み及び各所溶接済みの安全品です。
銃身は鉄芯の溶接によって閉塞されており、ボルトの先端と下半分が切除され半開きの状態で固定されています。
レシーバーの左側面には、シリアルナンバーと「STEYR SCOUT」とメーカーであるSTEYR MANNLICHERと製造国のAUSTRIAの刻印が入っています。
使用や加工に伴う多少の擦れ跡はありますが、全体的に使用感も少なく良好なコンディションが保たれています。
ストックやバットパッドについても良い状態で、外観を損なうような傷等は見受けれません。
銃身はレシーバーと溶接されているため取り外し出来ませんが、ストックの取り外しは可能です。
トリガーテンションは残っておりセフティも可動しますが、セフティでトリガーをロックすることは出来ません。
マガジンの着脱や二脚の展開等の操作は問題なく行う事が可能です。
マガジン・スプリングは入っています。
イルミネーション機能のあるLeupold社のVX-R 2-7 x 33 FireDotが装着されています。
スコープは外観の小傷やレンズの汚れが見られますが、視野はクリアな状態となっております。
イルミネーションは点灯しますが、スコープの本来の機能については保証いたしかねます。
追加の詳細画像はこちらから
https://x.com/GunShopNHG/status/1985641604733157668
※実物の色はPC・モニタの環境等で、異なる場合がございます。
※こちらの商品は何も射出・発火する機能を持たず武器として使用される目的を持つ商品ではありません。
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